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ぱぴぷぺ_ぽきぷし通信

過去関心 Poughkeepsie の日記(バスケ式+)

記念日

何年目?とかふいに問い詰められる。

結婚記念日はさすがに忘れてないが、「えっと○○歳で結婚したからごにょごにょ・・・」と即答できない時点で負けである(何に/笑)。「丸24年だから25年目に突入よ」と念を押される。もともと記憶力に秀でたヒトだが、やはり女性のほうがこうゆうことに敏感なのではないか。よく知らんが。

だから、あの時はこう言ったとか、あの時喧嘩してプチ家出したのはどういう理由だったとか・・・くわしく聞かされたりする場合、内心「そうだったっけか」などとはおくびにも出さず「そうだったねぇ」とか相槌を打つのが、正しい対応のあり方であることくらいはこの24年間で身につく訳です。

ということで、土曜は一日早いぷち満漢全席。銀座の百貨店で行われている「生誕450年記念 「上田宗箇 武将茶人の世界展」にかこつけて、まず昼は古書街神保町へ。13時はとうに回っているのに「うどん丸香」の50人待ちの行列に目を見張りながら、「松翁」で蕎麦前と洒落込む。「穴子の煮こごり」や「蕎麦味噌」などを、福島の「奈良萬」のぬる燗でちびちび流し込むと、冷えた体に心地よくまわってくる。美味なり。〆は売りである変わりそばの二種盛りや田舎そばの合盛りをこれまた二種の出汁で喰う。どろりとしたそば湯が南部鉄の急須で出てくるのもいい。店を出るとき、ざるで運ばれていた穴子がぴょんと跳ね飛び出して挨拶してくれた(笑) 近くの「珈琲舎 蔵」で一服し、久々の銀座へ。ん~人が多くてやだなやっぱり。それに百貨店の展示会だから、案の定狭くて辟易だが仕方ない。人垣の隙間から、面白そうなものをかいつまんで見てまわる。彼女と違って私には茶の心得が無いのでもとより豚に真珠なのだが。

で、本日のメイン。兄ゆかりの店であのペンネゴルゴンゾーラの味再びと西麻布の「Capitolino」を再訪しようと検索したら、無くなってる・・・。よく探してみると移転したらしい。それがこのお店「HOSTARIA er Campidoio」。店名の由来は7つのローマの丘の内、吉川敏明シェフのお気に入りの一番高い丘「カピトリーノ」の古い呼び名なのだそうだ。経堂からでも千歳船橋からでもいけるが、日も暮れ駅を少し離れたらもう住宅街のまっただ中、「桜丘」の地名どおり桜の古木がそこかしこに残されている。街灯のもと地図と首っ引きでたどり着く。「桜丘小学校」近く、可愛らしい平屋ログハウスの風情で、青いテントにぽっと明かりがともっている店がそれだ。なんでもシェフが忙しくなった執筆活動を続けながら、金・土・日・月の4日だけ「一人で作り一人で皿洗いする」8席だけの大衆食堂の形にになったらしい。

実は名物料理の「トリッパの煮込み トラステベレ風」をいただくのは今回が初めて。その「ハチノス」は無論臭みもなく、柔らかくすっと噛み切れる。トマトソースはセロリやペパーミントの効果かすっきりしている。
http://www.ict-ict.com/ricerea/...

ホッと落ち着く料理と、にこやかな吉川シェフの変わらない笑顔に再会でき、良い記念日となりました。兄もあちらで見ていたことでしょう。