ぱぴぷぺ_ぽきぷし通信

過去関心 Poughkeepsie の日記(バスケ式+)

松任谷正隆的

ボクはクルマ好きである。

しかし、まことに残念ながらWRCもF1も生で見た事は無い。が、撤退前の三菱のWRCのエキシビジョンなら横浜埠頭で観た。すんごい。サービス精神旺盛な仏人のガリと北欧のロバンペラがドライバーだった。それまで日の丸ワークスドライバーのしょぼい走りとの歴然の差は、クルマのチューニングの差が大きいと思っていた、が違った。だって、発売前の殆どノーマルのワゴン車を走らせた彼らは、連続高速スピンを決めながらドアを開きカメラ目線で余裕のピースサイン。数メートル先が海の埠頭でデスヨ(笑)ま朝飯前か、普段崖っぷちを疾走してる頭のネジが1本抜けとる人たちだから(褒め言葉として)

話が逸れた。いま諸事情により持ってないけど・・・欧州小型車には目がない。そんなだからCGTVをよくチェックする。

問題は、マサタカだ。TVでの彼は大の皮肉屋で、いくら人寄せとはいえ、ただ無遠慮なだけなくせに「辛口評論家」を気取ってやがる。それに「このクルマ3ヶ月借りて乗ったんですが」とか云いたい放題。だからこの本の題名はホントーにむかつく。しかし幸いな事に、そんな視聴者の代わりにとどめは「タナベさん」が刺してくれる。「でもね、マツトウヤさん」とあくまで柔和な語り口で全否定(笑)

例えば、休みの日の昼、買い物帰り。外でビール飲んでラーメンでも喰ってほろ酔い加減。とそこにはカーディーラー、気になる新型車が目に入る。そこでボクも真似して「松任谷正隆的」に「助手席」に試乗させてもらうこととする。そう、彼が放映部分ではいつもそうしてる様に。

これが案外面白い。無論、助手席での感じ方の違いと云うものあるし、セールスマンの「自分の腕自慢」というのが思わずでるから。例えばアルファMitoのとき。通常のお定まり試乗なら、こちらも慣れない車で遠慮もあるからおとなしく運転しますよね。ところが彼らは車にも道にも慣れてるし、「通常試乗ルート」には飽き飽きしてるし・・・。それに、どこの道なら「ねずみ取り」にかからず思い切り飛ばせるかを熟知してる。ま、そういうわけで、かなり「かっとび」愉快なMito体験が出来たという次第(爆) 無論、マサタカみたいに気に入らないとこがあっても嫌味や悪口はいわない。なにせ「冷やかし専科」だから、それどころがセールスマンにヨイショ!

蛇足
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昔のガキなら皆そうだったかもしれないが、土手を走り去る車の後ろ姿で全て車種はわかった。あ、あれ日野コンテッサ。であのタクシーはルノー。或は、日産グローリアの縦目4灯かっこいいなーとか(後年、アメ車くりそつだったのを知った時はショックだったけ、今の中国のみたく/爆)

必見のおまけ
ロバンペラの息子の美技
http://j.mp/dxZvJS