ぱぴぷぺ_ぽきぷし通信

過去関心 Poughkeepsie の日記(バスケ式+)

「で、どうしますか?」再放映

先日のプロジェクトXの後番組「プロフェッショナル」第1回、面白かった。

軽井沢の温泉には行った事があり、その星野リゾートの社長が出てた。ちょっと前、小淵沢トマムなどのリゾートなどを買収し大胆な改革で再建中と新聞でも取り上げられていたし。

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老舗の御曹司が生業「星野温泉」の後を継ぐ。が、いきなり米国留学仕込みのトップダウン型経営で躓く。経営が傾きゴタゴタする中で、人は辞めていき2/3迄に。

「明日、営業するにも働く人がいない。」
  >この恐怖感、ワタクシにも…(脂汗

自ら人集めに奔走するが、集まらない。
ハローワークを出て、ふとそこの壁をみると落書きが。
「星野に行けば殺される」

そんな苦い体験をもとに、方向転換を図っていく。
・「フラットな組織」
やりたい人が手を挙げ、リーダーとして業務毎のユニットを率いる。

・「コンセプトに正解は無い。」
経営会議には、誰でも参加自由。
社長は、「で、どうしますか?」と問いつづける。
そこで従業員の議論の過程を見極め、結果に責任をとるという。
ある従業員曰く「(社長は)人の手柄にして、その気にさせるのがうまいんです。」
  >これ、会議で経営者に問いつづけられるの正直ツライ。
  >「上は、ったく現場が解っちゃないんだよ!」
  >とか、愚痴が言えないジャン(汗

・「言いたい事は、言いたい人に直接言ってください。全くかまいませんから。」
再建しようとするある旅館では、残った従業員を集めこう言った。
リサーチしたデータからつくった自身のコンセプトも、押し付けはしない。あくまで自分たちで共感できるようなかたちに持っていく。

コンサルタント」の絵に書いた餅ではなく、自身が体験実践していくなかで得た話は、やはり説得力がある。

従業員が辞めていく「トラウマ」はないというが、今でも人を叱れないとも。柔らかな物腰だが、終始「笑わない眼」が印象的だった。
http://www.nhk.or.jp/professional/...

●アンコール放映です!2月21日
「コンセプトに正解はない」
http://www.nhk.or.jp/professional/...