ぱぴぷぺ_ぽきぷし通信

過去関心 Poughkeepsie の日記(バスケ式+)

ヂグク

http://www.nhk.or.jp/omoban/...[地獄(ヂグク)「沖縄戦最後の33日~首里
退南部戦線]

「いつから事実を見ようとしなくなったのか、日本人はこんなにも愚かだったのか」司馬遼太郎は、それを自ら問い続けたと言っていたと思う。見ていてなんとも言えない気持ちになるのだが、もう止められない。

もう組織の呈をなしてない沖縄軍司令部は、県民の逃げ込んだ山林を戦場として巻き込みながら南進する。敵軍から迫撃され、友軍からはスパイとして処刑される。傷ついたものは生きながらにうち捨てられる。「僕はまだ生きてるよ、お母さん助けて!」という言葉が忘れられないと語る運び役の女性。そんな女学生の頭にのせて運ばせる爆弾が、日本軍の兵站だ。

しかし、内地から赴任してきたばかりのエリート官僚の県知事と県職員がいた。県民を救わんと日本軍指令部相手に掛け合い、安全確保に奮闘する姿も描く。

それを証言する女性。戦後ハワイに移住した彼女は言う。
「県知事さんの写真は今でも持っていますよ、yah....  私たちに『どんなことがっても生き残れ』と言ってくれた。だから今の私があるんですよ、yah....」

再放送:8/27(土)13:10~NHK BS1