ぱぴぷぺ_ぽきぷし通信

過去関心 Poughkeepsie の日記(バスケ式+)

「高き住居は児孫に和楽 想へ惨禍の大津浪 此処より下に家を建てるな」

http://www.yomiuri.co.jp/national/...

PE2HO
 http://parasiteeve2.blog65.fc2.com/... より
 
 そこでも指摘されてるように、2006年放映のNHK失敗は伝わらない」の動画において、もっともらしく語る畑村洋太郎の発言に誤りがある

地形的な背景もあるだろうが、冒頭に紹介されている宮古市重茂姉吉の石碑は、実際には「失敗を伝えた」例だ

地震の起きた11日、港にいた住民たちは大津波警報が発令されると、高台にある家を目指して、曲がりくねった約800メートルの坂道を駆け上がった。巨大な波が濁流となり、漁船もろとも押し寄せてきたが、その勢いは石碑の約50メートル手前で止まった。地区自治会長の木村民茂さん(65)「幼いころから『石碑の教えを破るな』と言い聞かされてきた。先人の教訓のおかげで集落は生き残った。」

他にも、大船渡三陸町吉浜のように

「1896年の明治三陸津波で住民の2割が津波にさらわれ、壊滅状態になった。復興に際し、『また必ず大津波が来る』と確信していた当時の村長らが、高台への集落移転を強く推進した。 ~ 行政も、住民の説得、移転先の道路や水道管の整備に大苦労したという。」

津波てんでんこ」の山下文男さんが、以前の記録で解説している
http://www.youtube.com/watch?...

 
 宮古市石碑群
  津波ディジタルライブラリィより