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ぱぴぷぺ_ぽきぷし通信

過去関心 Poughkeepsie の日記(バスケ式+)

夷隅鉄道

さて、うまい伊勢エビも食ったし、いざ「いすみ鉄道」にぞ乗り込まん。


最近自費(700万円あまり)で資格を取って ' Railways ' を再現するリクルーターで名を馳せた「いすみ鉄道」。

なぜかムーミン・キャラクター満載の可愛らしい車両、ボランティアの方が「右手の池でスナフキンが釣りしてますよ」とか案内してくれる。

もともと、筍ほりを計画してたが、掘りに行くその山迄更に30分でかけるとのことで、一時間遅れの行程では無理。よって予定を変更し、本多忠勝の十万石城下町の風情を色濃くのこすという大多喜を散策。

目当ては国有形建物指定という醸造蔵旅籠。悲しいかな見学者用に「見せる」工夫が無く、ただそこに放置され荒れ放題なのは誠に残念。唯一の収穫が「津知屋」の十万石最中。中の粒あんがどっさりで皮で挟みきれてません(笑)しっかり甘いのにしつこく無い。見ると小豆と水飴を併せ練っているのが秘伝らしい。で、一個130円を家人用と2個買い求める。(あと後、この最中の存在がとても心丈夫になるとはつゆ知らず・・・)

急ぎ戻って、確かめてあった電車に乗り込む。しかし押せ押せの「榎本」スケジュールになってしまい、19:30迄の「ばんや」晩ご飯に間に合いそうにない。近くにとった民宿は「素泊まり」だし、やばいっす。ばんめひ食っぱぐれるど。停まる駅停まる駅すでに真っ暗で、飲食店はおろかコンビニの明かりも見えぬ。しゃぁない、こうなったらあの「十万石最中」一個ずつが晩飯がわりじゃと冗談まじりに。

19:18保田駅到着。おぉ、居酒屋の赤提灯に焼き肉やの明かりも、やった。「最中の晩飯」まじで覚悟したもん。しかし駅前の地図はすっかり剥げていて宿はおろか「ばんや」も載ってない。宿に電話すると「あぁ○○さんですね、お待ちしてました。お食事なさいますよね」「えっ?えぇお願いします」「駅で待っててください、迎えに上がります」防衛省勤務の気さくな婿さんが子供つれて迎えにきてくれ、呉の話で盛り上がる。

つまり予約のときは、釣り客相手にやってきた民宿のじいちゃんとばあちゃんが、もう食事の支度が大変なので「ばんやさんで食事されるでしょ」としきりに素泊まりに誘導するのね(笑) しかし今回のような繁忙期は娘さんが帰ってきて食事も出すようにしてるらしい、ラッキー。

晩ご飯はやはり魚尽くしだが、中でも「鯛しゃぶ」が最高にうまかった。烏賊とキュウリの酢の物も。

「ばんや」の朝めしは7:00からだと電話で確かめ、10分程して到着。もう待ち列!しばらく待って朝から刺身定食と豪勢だ。さて館山まで戻り、バスに乗り込み平砂浦(へいさうら)海岸の砂浜へ。岩場の多い内房にあって、この見渡す限りの砂浜はすてき。陽気に誘われスニーカーを脱ぎ、そこいらの子供たちに混じって海水に足をつける、いと心地よし。こんなことしたの何年ぶりだろうか。

それからまた浜金谷まで取って返し、お定まりの馬鹿の高上がりで鋸山へ。定員40名のロープウェイはフル回転するも長蛇の列。車も大渋滞。でも観光バスも含めほとんどが鋸山目的なので、その先の道は空いている。観光用大仏に拝観料をとられるのは阿呆らしいので、標高300mからの絶景、浦賀水道を眺める。あいにく遠くは靄がかかり富士山や大島などは見えず。

で、ラストのメインイベント「かなや」での昼飯。ところがお迎えにきてくれるはずが、先の渋滞でご勘弁とのことでほぞを噛む。タクシーも同様。30分歩けなくはないが、なんせコインロッカーも手荷物預かりもないんだもん、無理。「榎本」の爺が融通利かせてくれてたら、当初の計画とおり、初日の昼飯はここだったのにな。残念。

うろついてたたら、金谷港近くのちいさな食堂の外でウニとサザエつぼ焼きをやっているのが目につく。サザエも新鮮だとしっぽの内蔵も臭くなくうまいやないか。ビールも美味い。

そうして久里浜港に無事到着、魚が美味かった。広かった。海風が心地よかった。
健在だった「榎本」の爺に幸あれ。